こんなことを黙認していてもよいのでしょうか。
防衛上、安全保障上、問題ないと考えているのでしょうか。

中国の国防大学と提携している日本の大学は、2023年9月現在、以下の10大学です。
- 徳島大学
- 東北大学
- 千葉大学
- 高知大学
- 新潟大学
- 名古屋大学
- 会津大学
- 東京工業大学
- 京都情報大学院大学
- 福岡工業大学
これらの大学は、中国の国防大学と学術交流や共同研究を行っています。
具体的には、学生や教員の交流、共同研究、学術会議の開催などが行われています。
国防大学とは、中国人民解放軍の軍事技術を担う機関であり、北京航空航天大学、北京理工大学、哈爾濱工業大学、哈爾濱工程大学、南京航空航天大学、南京理工大学、西北工業大学の7校で構成されています。
国防大学と日本の大学の提携は、両国の学術交流を促進するとともに、軍事技術の交流にもつながるとの懸念があります。
そのため、日本国内では、国防大学と提携する大学の選定や、提携内容の透明性確保などについて、議論が行われています。
当然の事で賛否の議論をするまでもないとは思うのですが。
国防大学は、中国人民解放軍の最高軍事学府です。
1950年に中国人民解放軍総参謀部が設立した「陸軍大学」が前身であり、1988年に「国防大学」に改称されました。
国防大学は、北京市海淀区に本部を置き、約2,500人の教員、研究者を擁しています。
学部生は、陸海空軍の将官候補生と、軍事学を専門とする文官候補生から構成されています。
研究生は、博士課程と修士課程で、軍事学、軍事技術、軍事管理、軍事経済、軍事法学、軍事政治学、軍事国際関係学などの分野を学んでいます。
国防大学は、中国の軍事力と国防力を支える人材を育成することを使命としています。
そのため、教育・研究に加えて、実践的な訓練にも力を入れています。
学生は、軍事演習やシミュレーション訓練などを通じて、戦闘技術を習得します。
国防大学は、中国の軍事教育・研究において重要な役割を果たしています。
これまでに、多くの優秀な軍人や文官を輩出し、中国の軍事力と国防力の向上に貢献してきました。
以下に、国防大学の概要をまとめます。
- 所在地:北京市海淀区
- 設立:1950年
- 学部:陸軍学院、海軍学院、空軍学院、指揮学院、政治学院、軍事学部、軍事技術学院、軍事管理学院、軍事経済学院、軍事法学院、軍事政治学院、軍事国際関係学院
- 研究生:博士課程、修士課程
国防大学は、中国の軍事力と国防力を支える人材を育成する、中国の最高軍事学府です。
更に、同類の大学として兵工大学があります。
兵工大学は、中国のハルビンにある私立大学です。
1995年に設立され、兵器科学、軍事工学、情報技術、管理学など、軍事関連の学科を主に設置しています。
兵工大学は、中国の軍事産業において重要な役割を果たしています。
多くの優秀な兵器科学者やエンジニアを輩出し、中国の軍事技術の発展に貢献しています。
また、兵工大学は、中国の軍事教育における重要な拠点としても位置づけられています。
多くの学生が兵工大学で学び、中国の軍隊の幹部として活躍しています。
兵工大学の学部は、次のとおりです。
- 兵器科学部
- 軍事工学部
- 情報技術部
- 管理学部
兵工大学の著名な卒業生には、次のようなものがあります。
- 劉建国:中国の軍事科学者
- 張慶偉:中国の軍事エンジニア
- 王毅:中国の軍事幹部
兵工大学は、中国の軍事産業と軍事教育における重要な拠点として、今後も中国の軍事力を支えていくことでしょう。
兵工大学の具体的な情報については、兵工大学の公式サイトをご覧ください。